二刀流係数やSTPをちょっといじって、一人連携用装備&青魔法セットを試してみたら、DATAがうまくのれば時々一人連携できるようになりました。
では振り数調整に必要なSTPでも計算しますかねと思ったら、どうも2014/06で仕様が変わったらしく検索してもそれ以前の得TP計算式しか出てきません。また、以前やっていたときは両手ジョブをしていたので、二刀流+STPの細かい切り捨てタイミングを含んだ正確な計算式とかよく知りません。検証してる人いないのかなと思って検索してもあまりヒットしません。仕方ないので自分で調べてみました。

装備はクラウソラス(隔270)、アイリス(隔240)の二刀流、二刀流特性3段階(係数75)に二刀流装備11をベースに。特性3段階+装備11は、魔法ヘイストキャップ時に攻撃間隔をちょうどキャップさせられる数字なのでこれで試しました。
あとはSTPの条件をいろいろ変えて、ひたすら土竜作戦の岩を殴ってTPをメモします。
通常得TPは、2発ヒット分の合計です。片手分1振りの得TPがどうしても知りたければサルタのマンドラを一撃で倒すことにより調べられますが、面倒なのでやってません。私の知っている旧仕様ではメインとサブの間隔が違っても得TPは同じ(両手合計間隔を2で割った得TP)になるはずです。偶然片手ミスったときのTPを見たところ、新仕様でもメインとサブの得TPに違いは出ないようでした。
とりあえず知りたいのはWS後の得TPなので、それぞれの条件でレタス(属性WS)、フラット(1段+二刀流)、サベッジ(2段+二刀流)、シャンデ(3段+二刀流)を撃つだけの簡単なお仕事。

以下実測データ

STP段階STP装備二刀流段階二刀流装備得TP
00311通常116
00311レタス58
00311フラット116
00311サベッジ126
00311シャンデ136
05311通常120
05311レタス60
05311フラット120
05311サベッジ130
05311シャンデ140
010311通常126
010311レタス63
010311フラット126
010311サベッジ137
010311シャンデ148
20311通常132
20311レタス66
20311フラット132
20311サベッジ143
20311シャンデ154
30311通常138
30311レタス69
30311フラット138
30311サベッジ150
30311シャンデ162

ここから考察

この条件ですと、二刀流係数は0.64で、間隔合計は510になりますので、片手分の間隔は [510*0.64/2] = 163 です。

 旧仕様では、間隔180未満における得TPは以下の式でした。

50+(隔-180)*15/180

これだと、STP0での通常得TPは48(両手で96)になるはずですが、実測値は58(両手で116)であり、いきなりあいません。ベースが50ではなく60なのかもしれません。この辺はいろいろ武器を変えて試したいところですが、それはまたの機会に。

 さて、WS後得TPです。STP0レタスの58。1ヒットで片手分得TPですね。フラットの得TPが116です。二刀流による+1ヒットは通常と同じ得TPな仕様は変わっていないようです。
STP5レタスの得TPは60。フラットは120。STP5ですと、切り捨て前は60.9になるはずです。フラットで121ではなく120ということは片手ごとに小数点切り捨てしたうえで、各段を足す感じでしょうか。 サベッジになると+10、シャンデでもさらに+10ですので、2発目以降も (10+10)*1.05 を切り捨てるのではなく、各ヒットごとにSTPを加味して切り捨てを行うようです。
 STP10になると、サベッジで+11、シャンデでも+11となり、この仮説でよさそうです。
特性2段階、3段階でのデータも、この仮説で説明可能であり、いったんこの仮説をもとに装備を考えます。

以下まとめ:( [ ] は切り捨てを意味します)

仮説0 二刀流はメインサブの間隔合計/2 が片手分の基本間隔になり左右での得TPは同じ(従来通り)
仮説1 間隔180 以下での得TPは、 [60+(隔-180)*15/180]
仮説2 WSは各ヒットごとにSTPをかけてから切り捨て

次回はこれをもとに、実際に私のSTP装備を考えてみます。 

[追記]仮説1は間違っていました。次の記事をご覧ください[/追記]