前回の記事で説明したような「シャンデ装備にはどっちがいいの?」というのをネット情報を鵜呑みにせずに自分に計算するには、その計算式を理解するのが手っ取り早いと思います。
この記事では、精密なダメージ予測ではなく大ざっぱな理解を目的としていますので、整数化タイミングのような要素は省略して、具体例を交えてなるべくわかりやすく書くことを心がけます。
ただし、攻防比とか攻防関数のようなFF11用語については、ある程度の理解はあるものとして、用語辞典へのリンクを張るにとどめます。
まず基本となる、WS一発当たりのダメージ計算式は次のようになります。
SV補正はシャンデなどの近接WSではSV関数の半分です。用語辞典の例を借りれば、敵のVITよりも自分のSTRが28高ければ、SV関数は16であり、SV補正は半分の8になります。近接の場合、ここからSTR4につき武器Dが1増減すると考えておけばよいです。
SV関数は自分のSTRと敵のVITによりダメージにボーナスを得るものです。敵のVITによって変わるため、敵のVITが分からないとなんとも言えないものではあります。SV関数のキャップには武器ランクという概念が関係していますが、昨今では弱い敵はHPが1-2万しかなくてすぐ死んでしまうし、強い敵に関してはシャンデでSV関数をキャップさせるのは困難なので、装備選定にあたって武器ランクを気にする必要はほとんどありません。例えば各門のApexより弱い敵であってもジョブによっては200以上のVITがあり、ほぼテンプレに近い私のシャンデ装備ではSTRは106+167で273程度であるため、シャンデを何度も撃つようなギアスウォンテッドバスケのNMなどのApex以上に強い敵に対してSV関数が現実的なシャンデ装備でキャップすることはないと思います。
WSステータス補正は、WSごとに異なるステータスおよび倍率を武器Dに加算するものであり、シャンデではDEXの80%が武器D値に加算されると捉えることができます。例えば私のシャンデ装備ではDEXが95+263で358なので、 切り捨てして304が武器Dに加算されます。
ここまでを総合して、例えばタンモガイ+1を使い、敵のVITよりも自分のSTRが28高く、 DEXが358であれば、177+16+304=504がシャンデ1発あたりの基本ダメージになります。武器Dや、装備のSTRおよびDEXはこの項目に影響します。
WS倍率はWSごとに設定されているダメージ倍率です。用語辞典に書いてあるシャンデのWS倍率は2014年のバージョンアップより前の古い情報で、これは2014年に修正されたので現在のWS倍率とは異なります。2014年のバージョンアップ後、現在は、WS倍率1.625倍が全段に適用されるようです。
属性ゴルゲおよび属性ベルトは、このWS倍率に影響します。シャンデではゴルゲの影響が全段におよぶため、ゴルゲベルトの両方を装備する場合、WS倍率が1.825倍になります。
2014年以前の常識では、二刀流およびマルチアタックによる攻撃のWS倍率は1.0倍とされていました。2016年現在では検証勢があまり残っていないので、この点についての分かりやすい検証を見たことはないですが、私個人としてはこの点を疑っています。シャンデなどの全段にWS倍率が乗るWSは、マルチアタックや二刀流についても1.0でない倍率がかかるのではないかと思っています。
攻防関数は、長くFF11で前衛をされている方ならばご存知の通りでしょう。 固定D * WS倍率に対して、敵と自分の攻撃力防御力の比に応じて決まる分布に基づく係数をかけて、最終ダメージが計算されます。シャンデはTP:クリティカルヒット確率修正WSであるため、DEX-AGIによるクリティカル率、Cインクリースによるクリティカルダメージ、メリポのクリティカル率、装備のクリティカル率、クリティカルダメージそしてTPボーナスはこの項目に影響を及ぼします。
攻防関数については、2016年のバージョンアップで修正が入りました。2016年現在では片手剣攻防比キャップ時の攻防関数は通常で3.31、クリティカルで4.34あたりがキャップのようです。
さて、ここまでを総合して、 仮にSV差28であるとするとし両手にタンモガイ+1(不可能な想定ですが、違う性能にするとわかりづらいので便宜的にです)を装備しているならば、マルチアタックにより合計8回ヒットになり、攻防比がキャップして、全段クリティカルが出た時が、この条件における理論上最大ダメージであることが分かります。
この最大ダメージを計算すると、Cインクリースと装備クリティカルダメージを加算し、乱数による1.05倍のゆらぎを全部いい最大値をひいたとしても、29000くらいがこの条件でのシャンデの最大ダメージに思えるのですが・・・(日記はここで途絶えている)
この記事では、精密なダメージ予測ではなく大ざっぱな理解を目的としていますので、整数化タイミングのような要素は省略して、具体例を交えてなるべくわかりやすく書くことを心がけます。
ただし、攻防比とか攻防関数のようなFF11用語については、ある程度の理解はあるものとして、用語辞典へのリンクを張るにとどめます。
まず基本となる、WS一発当たりのダメージ計算式は次のようになります。
(武器D値+SV補正+WSステータス補正) * WS倍率 * 攻防関数 * 乱数(1-1.05)武器Dはゲーム内でも確認できるものです。タンモガイ+1であれば177ですし、アルマス最終段階ならば158です。
SV補正はシャンデなどの近接WSではSV関数の半分です。用語辞典の例を借りれば、敵のVITよりも自分のSTRが28高ければ、SV関数は16であり、SV補正は半分の8になります。近接の場合、ここからSTR4につき武器Dが1増減すると考えておけばよいです。
SV関数は自分のSTRと敵のVITによりダメージにボーナスを得るものです。敵のVITによって変わるため、敵のVITが分からないとなんとも言えないものではあります。SV関数のキャップには武器ランクという概念が関係していますが、昨今では弱い敵はHPが1-2万しかなくてすぐ死んでしまうし、強い敵に関してはシャンデでSV関数をキャップさせるのは困難なので、装備選定にあたって武器ランクを気にする必要はほとんどありません。例えば各門のApexより弱い敵であってもジョブによっては200以上のVITがあり、ほぼテンプレに近い私のシャンデ装備ではSTRは106+167で273程度であるため、シャンデを何度も撃つようなギアスウォンテッドバスケのNMなどのApex以上に強い敵に対してSV関数が現実的なシャンデ装備でキャップすることはないと思います。
WSステータス補正は、WSごとに異なるステータスおよび倍率を武器Dに加算するものであり、シャンデではDEXの80%が武器D値に加算されると捉えることができます。例えば私のシャンデ装備ではDEXが95+263で358なので、 切り捨てして304が武器Dに加算されます。
ここまでを総合して、例えばタンモガイ+1を使い、敵のVITよりも自分のSTRが28高く、 DEXが358であれば、177+16+304=504がシャンデ1発あたりの基本ダメージになります。武器Dや、装備のSTRおよびDEXはこの項目に影響します。
WS倍率はWSごとに設定されているダメージ倍率です。用語辞典に書いてあるシャンデのWS倍率は2014年のバージョンアップより前の古い情報で、これは2014年に修正されたので現在のWS倍率とは異なります。2014年のバージョンアップ後、現在は、WS倍率1.625倍が全段に適用されるようです。
属性ゴルゲおよび属性ベルトは、このWS倍率に影響します。シャンデではゴルゲの影響が全段におよぶため、ゴルゲベルトの両方を装備する場合、WS倍率が1.825倍になります。
2014年以前の常識では、二刀流およびマルチアタックによる攻撃のWS倍率は1.0倍とされていました。2016年現在では検証勢があまり残っていないので、この点についての分かりやすい検証を見たことはないですが、私個人としてはこの点を疑っています。シャンデなどの全段にWS倍率が乗るWSは、マルチアタックや二刀流についても1.0でない倍率がかかるのではないかと思っています。
攻防関数は、長くFF11で前衛をされている方ならばご存知の通りでしょう。 固定D * WS倍率に対して、敵と自分の攻撃力防御力の比に応じて決まる分布に基づく係数をかけて、最終ダメージが計算されます。シャンデはTP:クリティカルヒット確率修正WSであるため、DEX-AGIによるクリティカル率、Cインクリースによるクリティカルダメージ、メリポのクリティカル率、装備のクリティカル率、クリティカルダメージそしてTPボーナスはこの項目に影響を及ぼします。
攻防関数については、2016年のバージョンアップで修正が入りました。2016年現在では片手剣攻防比キャップ時の攻防関数は通常で3.31、クリティカルで4.34あたりがキャップのようです。
さて、ここまでを総合して、 仮にSV差28であるとするとし両手にタンモガイ+1(不可能な想定ですが、違う性能にするとわかりづらいので便宜的にです)を装備しているならば、マルチアタックにより合計8回ヒットになり、攻防比がキャップして、全段クリティカルが出た時が、この条件における理論上最大ダメージであることが分かります。
この最大ダメージを計算すると、Cインクリースと装備クリティカルダメージを加算し、乱数による1.05倍のゆらぎを全部いい最大値をひいたとしても、29000くらいがこの条件でのシャンデの最大ダメージに思えるのですが・・・(日記はここで途絶えている)
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